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【布教活動】オンラインサロンの魅力は〇〇だ。

【布教活動】オンラインサロンの魅力は〇〇だ。

梅雨入りし、最近は雨ばかりですね。

洗濯機が屋根のないバルコニーにあり、洗濯機が雨に打たれているのをジッと見つめることしかできない日々です。助けてほしい…。

さて、前回の記事に続きオンラインサロンに関してお伝えしたいと思います。もし前回の記事をご覧でない方はこちらを先にお読みいただくと良いかもしれません。

【布教活動】オンラインサロンは宗教だ。

オンラインサロンの良さ・魅力とは

最近よく耳にするオンラインサロンという言葉。簡単に表現すると「インターネット上に存在する、気の合う奴が集まって好きなことをする会」ですね。LINEのグループとか Facebookの非公開グループです。

オンラインサロンの良さと魅力についてご説明します。

オンラインに存在している

コロナのおかげ(?)で、オンラインでもある程度の事はできるなぁと感じている方も多いのではないでしょうか。

オンラインサロンは、インターネット上に存在しているため場所の制約を受けにくく、全国どこにいても参加できます。従来、何らかの集まりを実施しようと思ったら、遠方の人は移動のための時間とお金をかける必要があり、主催者も場所を確保する必要がありました。また、資料を印刷したり、プロジェクターを用意したりする必要もありました。

しかし、ZOOMやLINE通話などのビデオ通話が簡単にできるようになったことで、わざわざ一箇所に集まらずに済ませることが増えました。これには会話や会議、セミナーなどが当てはまると考えています(場合によっては集まらないとできないこともあります)。資料を印刷する必要もなく、ファイルを共有すればOKです。

天才たちが便利な製品やサービスを作り出してくれたおかげで、場所の制約を受けず、かつデジタルのデータのやり取りが非常にやりやすい時代になっています。オンラインであることでスピード感、利便性を高め、経済的にもお得になります。

それに加えて、オフラインの活動も取り入れられるのが良いところですね。例えば、懇親会などの人同士の交流を目的としたイベントは、時間と場所を共有するすることで、より人間関係を深めることができるかもしれません。

苦手な人と行く飲み会は逆効果ですが、幸いオンラインサロンには気の合う人が多くいるため、有意義な時間となるでしょう。

「人 × 人 」がもたらす化学反応

オンラインサロンには同じような志を持った人間が集まります。自らの志に向かい行動するストーリを互いに共有することで、また新しい価値が生み出されます。人と人に間に化学反応が起き、新たな価値が生まれていくのもオンラインサロンならではですね。

私のサロンでも、早速、コーチングに興味を持つ上級生が、下級生に対して個別面談をやらせてほしいという提案がありました。上級生にとってはカウンセリングの経験となり、下級生にとっては今後の活動の方向性を先輩に相談できるチャンスです。

オンラインサロンという場を、各々の目標のために活用できるのが素晴らしいところだと思います。セミナーだと知識のインプットしかできませんが、オンラインサロンでは誰でも発信者になれるのです。

有料

モチベーションの低い人間や志の違う人間に対して熱く語ったところで、「なんだこいつ」と冷めた反応が返ってくるか、「お前は間違っている!」と論破しようとするかのどっちかです。そんなの時間と労力の無駄ですね。

有料であることで、入り口にドアが設置されます。それによって気の合わない人が紛れ込むことを防げます。コミュニティーの治安が保たれ、建設的な会話が行われるようになります。

セミナー(知識提供)とは違うの?

セミナーでは、講師から提供される知識を受講者はインプットすることが目的です。知識提供型のオンラインサロンも似たような性質があるかもしれません。

しかし、オンラインサロンはあくまでコミュニティーです。各々の目標のために場やそこに集まった人たちを活かすことができます。セミナーで参加者がいきなりあーだこーだと自論を展開し、時間を使うことは困難であり、他の迷惑でしかありません。

オンラインサロンでは、メンバー自身も発信者になれます。その点がセミナーとは異なります。

小川がオンラインサロンを作った理由

S&Cコーチを目指す学生の3つの問題

ここまでオンラインの良さについて書いてきました。

ここからは、なぜ小川が「S&Cコーチを目指す学生向けのオンラインサロン」を作ったのかについて触れていきます。

それには、学生が抱える問題が関係しています。

S&Cについて教えてくれる人が少ない

「トレーナー」を目指して体育系の大学に進学した学生は、はじめに様々な「トレーナー」の役職について学びます。そこでは主にアスレティックトレーナー、S&Cコーチ、理学療法士などの役割や資格に関して学びます。

しかし、日本ではアスレティックトレーナーの育成カリキュラムを用意している大学が多く、S&Cについてより専門的に教えてくれるところはあまりありません。そのため、学生の多くがS&Cについて正しく理解できていません。

そういった曖昧な理解のせいで、「トレーナー」を目指している学生の多くは方向性が定まっていない印象があります。

また、S&Cについて独学で勉強し、チームに学生SCとして所属したとしても、自分が提供したプログラムやエクササイズがどうだったのかフィードバックをくれる人がいません。そのため、間違った方向に進んでいても気づかなかったり、成長に余計な時間がかかってしまったりしています。

S&Cについて教えてくれる人の不足が、学生をS&Cコーチの道に進みにくくしている原因の一つと考えています。

アウトプットの量が圧倒的に不足

大学では、毎日講義を受け膨大な知識をインプットします。

その一方で、講義の中ではアウトプットの機会は非常に限られています。

指導者は自らが発信し、選手をゴールまで導く必要があります。しかし、大学では自ら発信する機会や経験が少ないため、アウトプットのスキルが磨けれないまま、現場に出ることになります。

それでは良い指導ができるわけありません。アウトプットの質を高めるには、たくさんのアウトプットを経験することが必要です。(素人が、膨大なバッティングの理論をインプットしたとしても、実際にバットを振らずにバッターボックスに立って打てるはずがありません。)

指導者という立場が持つ責任を考えても、指導力の乏しい人間が指導すべきではありません。もし、卒業後に現場で指導したいと思うのであれば、最低限の指導力を身につけておくべきです。

しかし、必要な講義を受け、卒業するだけではそれは身につきません。アウトプットの場を自ら求める必要があります。

大学が就活サポートをしてくれない

「トレーナー」という職種は、コネ(人脈)で仕事が決まる世界と言っても真言ではありません。

応募して、ESを出し、面接を受け、内定するという一般就職とは違います。

そのため、大学からの就活支援はほぼほぼ皆無です(私はパーソナルトレーナー志望の人に向けた就活イベントを紹介されましたが、その程度です。)

S&Cコーチを目指す学生であれば、プロチームやアスリートのサポートを望んでいるはずです。そういったレベルで仕事がしたいなら、自力で掴むしかありません。

だから、自分で作った

こういった問題を踏まえ、どうしたらS&Cコーチを目指す学生が現場に出ていけるかを考えた結果、自分で「オンラインサロン」を作流ことを決意しました。

私は、大学3年の夏、S&Cコーチになることを決めました。遅いスタートにもかかわらず、こうしてS&Cコーチとしてのキャリアを歩めているのは、素晴らしい先輩方の教えのおかげです。

S&Cコーチを志す未来ある学生の力になりたい。

それが「してもらった私」に今できることだと考えています。

まだまだ動き始めたばかりですが、彼らが現場に出られるように、支えていきたいと思っています。

もし、この記事を読んでくれた人の中に「S&Cに興味のある学生」がいたら、ぜひ連絡をください。決して後悔はさせません。

次回は、オンラインサロンを1ヶ月間運営して感じたことをお伝えしようと思います。

お読みいただきありがとうございました。

小川のサロンについてはこちら

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